ムネハルのブログ

自由な考えを乗せる場所

1話 初めての他人

 

1枠目

 

 

人「よしこれで完成だ。これで本格的な活動ができるぞ!」

 

起動した。

 

目を開け、景色が見えた。

 

人「私のことは、博士と呼ぶのだ」

 

そう白い服を着た人は言う。

 

はい、博士

 

博士「よしよし。では、君の目的は、前回話した通り、魔石の回収だ。」

 

博士「ここから一番近いところに赤い魔石がある。それを取ってきてもらおう。」

 

はい、博士

 

では、行こう。

 

取りに行く。赤い魔石を…

 

 

大きなハッチが開く。

 

そこから外が見える。

 

明るい。

 

外は、灰色の大きな長方形のようなものが、いくつも落ちているのが見えた。

 

博士「君の背中には、空を飛べるように、ジェットパックをつけている。」

 

博士「君の動力は、魔石によって動いている。

だから、切らさないように気をつけるんだ。」

 

博士「エネルギーの回収の仕方は、日の光を浴びれば、少しずつ溜まる。あまり増えないがね。」

 

博士「魔石を取り入れることができれば、急速に回復することができる。見つけたらすぐに取り入れることをお勧めするよ。」

 

知っていることを説明された。

 

博士「…わからない人もいるだろうからね…気にしなくていいよ。」

 

気にしない。

 

博士「それじゃあ頼んだよ!」

 

了解

 

と言い、背中のジェットを起動して、羽を展開。

 

警告、離陸します。

 

 

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赤い魔石がある範囲はこの辺りだ

かなり温度が高い。

 

広大な砂漠になっている。

 

空を飛び移動している。

 

出力が落ち始めた。

 

エネルギーが不足し始めている。

これ以上は、これから先の活動ができなくなってしまう。

 

着陸しよう。

 

ジェットを停止させて、滑空だけで、進んでいる。

 

オアシスが見えてきた。近くに着陸しよう。

 

無造作に、不時着した。

 

損傷無し。活動再開。

 

人「うお!なんだぁ?人が降ってきた?」

 

博士以外の人

 

人「あんた何もんだ?」

 

私は、機械

 

人「機械?おー、ほんとだ。よく見ると機械みたいだ。よくできてるなー」

 

私は、赤い魔石を探してる。

 

人「あんたも魔石を探してるのか?ちょうど私も探してるんだよ!」

 

あなたは、魔石が欲しい?

博士が取ってきてって言った。

 

あなたを、倒さなければならない。

 

人「ええ!?なんでそうなる!私は、見つけたいだけなんだ!」

 

じゃあ、倒さなくていい。

 

人「ふう、よかった。」

 

人「自己紹介が遅れたな。私は、気ままな旅人。名前がスカーレッドだ。よろしくな!」

 

私には、名前がない。

 

スカーレッド「名前がないのか?機械だしそんなものなのか?じゃあ、私がつけてあげる!」

 

わかった

 

スカーレッド「うーん、どんな名前がいいか。

よし、マー・ア・ラゴ=インフェクトゥ、だ!

素晴らしいだろう?」

 

私の名前は、マー・ア・ラゴ=インフェクトゥ

です。

 

スカーレッド「これからよろしくね!マーちゃん!」

 

マーちゃんとは?

 

スカーレッド「略したんだよ!お前かなり固いな。」

 

…理解できない。

 

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こうして、旅仲間と自分の名前を手に入れたマー・ア・ラゴ=インフェクトゥ

 

冒険は続く。